Mazda2ディーゼル用のDPFモニターをM5Stackで作った
ディーゼル車に乗っている人、興味ある人は共感してくれるかと思いますが、DPF再生が動きだすタイミングなど気になりませんか?
・DPF再生中にエンジン切りたくない、、、だけどいつ始まるのか分からない…
・DPF再生始まったけどいつ終わるんだろう?再生が終わるまで遠回りして帰りたいけどどの程度遠回りしようかな…
などの困りごとがあるかと思います。
スマホアプリのTorqueProなどを使ってDPFに関する情報を取得することもできますが、確認するにはスマホを見ないといけません。
車両の情報なのでスタンドアロンで確認できるモニターが欲しい!ということで、M5Stackで作ってみましたのでそのソフトウェア(以下、CarMonitor)の紹介をします。
注意
※私は、本記事で紹介するCarMonitorを使ったことによる一切の事故等に対する責任を負いません。自己責任で参考にしてください。DPFに関する情報の取得はOBDIIポートを使いますが、本来OBDIIポートは故障診断等の用途でディーラーにて使われる機能です。
紹介するCarMonitorはMazdaのディーゼル車で使うことが出来ると考えていますが、動作確認しているのはMazda2 XDモデルのみです。
ソフトの機能
1.気圧から高度を計算し、表示します。
センサはBMP280、LPS22HBに対応しています。
2.DPFのステータスをbluetooth OBD2アダプタから取得し、表示します。
DPF再生前(画像左)、DPF再生中(画像右)
ソフトの場所
githubにて公開中です。
https://github.com/7-rate/CarMonitor
必要ハードウェア
ハードウェア | リンク | 備考 |
M5Stack | amazon | Core2というものもありますが、動作確認できているのはBasicのものです。 |
OBD2 汎用スキャンツール(ELM327) | amazon | Bluetooth仕様のものが対応しています。リンク先以外のものでも使えるかと思いますが、接続不良時に再起動が必要なこともあるため、電源スイッチが付いているアダプタをオススメします。 |
BMP280(気圧、温度計測用) | amazon | 高度計としても使いたい場合は購入し、取り付けてください。
LPS22HBというセンサも対応していますが、実験の結果BMP280と精度は大差ありません。 |
使い方
使い方や詳細についてはgithubのREADMEを参照ください。
終わりに
CarMonitorは継続して開発中につき、内容はこの記事と変わる可能性があります。
最新情報についてはgithubを参照ください。
また、不明点については本記事のコメントやTwitter、github issueにてお願いします。(必ずしも返信するとは限りません)
Contributeや機能要望も大歓迎です。
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