3Dプリンタに関すること覚書 -RepRap、各種ソフトウェア-

2019/10/11

3Dプリンターを始める上で色々調べたことがあるので覚書程度に記録しておきます。

まとまってはいませんが、初学者の役に立てれば幸いです。

 

RepRap

ハードウェア、ソフトウェアともに設計がオープンソースな3dプリンタ。

またはそのプロジェクトを指しており、RepRapプロジェクトの目標としては完全な自己複製機械の作成らしい。

設計が公開されているため派生系が大量にあり、日々アップデートされている。(ソフト屋目線で言うとlinuxの3dプリンタ版みたいな感じ?)

設計がオープンなのでRepRapプロジェクトから派生した製品は安価です。

というか事実上ほぼ全ての3DプリンタはRepRapの影響を受けています。

 

3DCAD

印刷するデータ(3Dモデル)を作るためのソフトウェアです。

3Dプリンタで印刷するためのデータは基本的に3DCAD、3DCGというソフトで作っていきます。
3DCGは扱ったことがないため説明は割愛します。

例えば有名所では下記のようなものがあります。

3DCAD 無料 備考
Fusion360 学生、趣味で使う分には完全無料。
商用であっても年間10万ドル未満の売り上げなら無料。
その他はライセンス契約が必要です。
FreeCAD オープンソース。マルチプラットフォーム対応(Win,Mac,Linux)
筆者は使ったことはない。使いづらいらしい。
SolidWorks × めっちゃ使いやすい。クソ高い(100万円↑)。
AutoCAD 学生は無料。
筆者は使ったことはない。

学生の時にSolidWorksを使っていましたが、特に説明を受けずとも直観的に使えるため趣味用途で買える価格じゃないというデメリットに目を瞑れば至高の3DCADです。

次にお勧め、というか消去で趣味レベルで使う社会人はFusion360しか選択肢がありません。
情報量が多いので都度ググれば何とか使っていけます。
私はまだ使いこなせていませんが、使いこなせばかなり強力な3DCADです。
しかし、定期的にアップデートでUIが変わってしまい、その度に多少学習コストがかかります。

余談ですが、私はオープンソースが大好きです。
FreeCADが気になるので今度使ってみようと思います。

 

Gコードとは

ギターの…ではなく、
3Dプリンターに
「X座標を100.0mmに、Y座標を50.0mmにせよ!」や、
「50mm/minの速さでフィラメント送れ!」などの命令をするためのプログラムコードです。
雰囲気としては下記のような感じです。

このプログラムコードはスライサーにて自動生成されるため、人間様が気にして触る必要はありません。
ちなみにこのGコードは3Dプリンタ意外でもCNCやフライス、NC旋盤等の工作機械でも使われます。
学生のときはCNCフライスに手打ちコーディングしてました。人間の仕事じゃねーよ。

 

スライサー

3DCADのデータ(大体はSTLファイル)をGコードに変換するソフトウェアです。
このソフトの設定はかなり調整することになります。(フィラメント温度、ベッド温度、インフィル率…etc)
そのうち記事にすると思います。

スライサーソフトとして、例えば下記のようなものがあります。

スライサー 無料 備考
Slic3r オープンソース
筆者は使ったことはない。
cura オープンソース
KISSlicer 筆者は使ったことはない。

Slic3rはPronterfaceにくっついているものしか使ったことがありません。
私が使ったことがあるのはcuraのみです。
特殊な設定項目はデフォルトで非表示となっており、初心者でもとっつきやすいです。おすすめします。

 

フロントエンド(制御ソフト)

Gコードを読み込んで、3Dプリンタに流すところをやってくれます。
その他、手動でのXYZ軸の移動、エクストルーダー操作などができます。

フロントエンド(制御ソフト) 無料 備考
Pronterface オープンソース
Repair-Host オープンソース

私はPronterfaceのほうを愛用しています。
理由は最初に使っていて慣れているというだけです。
Repair-Hostも使いましたが移行するほどの理由はありませんでした。
どちらを使っても必要十分。そんな感じです。

強いて言うならRepair-HostのほうがUIがかっこいいです。