【備忘録】Ubuntuで3Dプリンターを弄るための環境構築

2020/01/13

タイトル通り。
自分への備忘録も兼ねてメモ書きしていきます。

前提

Ubuntu18.04 LTSをインストールしたノートPCから3Dプリンターを動かします。
3Dプリンターはlunavast prusa v2ですが、reprap系のものなら恐らく同じ手順で環境構築可能です。

 

やりたいことと環境構築

PCからやりたいことは3つ。
それぞれについて環境構築をしていきます。

3Dプリントデータを作れること

いわゆる3DCAD等のソフトですが、GPUが非力なノートPCでやるものではないです。
データ自体はフリーのものをダウンロードして使ったり、メイン機のデスクトップPCで作ったりしますので必須ではないです。
ただし、ノートPCにGPUが載っていたり、内蔵グラフィックでもあえて3DCADが使いたいんだ!というときにはFreeCADが使えます。
リンクからダウンロードして実行権限をつければすぐに実行可能です。
私はチュートリアルでコップを作った程度ですが、FreeCADの操作感はSolidworksにも多少似ていますのでSolidworksを使ったことあるユーザーの学習コストは低いです。

 

3DプリントデータをGコード変換できること

 いわゆるスライサーソフトです。
色々ありますが、Curaがおすすめです。
リンクからダウンロードして実行権限をつければすぐに実行可能です。

 

3Dプリンターを操作、Gコードを送信できること

いわゆるフロントエンドソフトです。
こちらも色々ありますが、私はPronterfaceを愛用しています。
リンクのリポジトリをクローンして自前でビルドを行ってもいいですが、aptからインストールが可能です。
sudo apt install printrunでインストールできます。
起動するときはアプリ一覧から起動する。
ただし、そのままではシリアル通信用のポートがPermission Deniedになるため、sudo chmod 666 /dev/ttyUSB0 などとして一般ユーザーにも権限を付与しておく。

 

おわりに

上記3つをやれば最低限、3Dプリンターを弄る環境は整います。
他にもあれば随時追記していきます。